北米と南米を唯一陸路で結ぶ国、パナマ。パナマが生んだもっとも偉大なメジャーリーガーといえばニューヨーク・ヤンキースのクローザー、マリアーノ・リベラ。意外に日本で活躍した選手も多く、元日本ハムのフェルナンド・セギノール、元ソフトバンクのフリオ・ズレータ、そして昨年末に巨人と契約を発表したマニー・アコスタはパナマ出身です。
今回の主な参加メンバーは次の通り。
救援投手 マニー・アコスタ
救援投手 マニー・コルパス
捕手 カルロス・ルイス
一塁手 カルロス・リー
内野手 アンヘル・チャベス
内野手 ルーベン・テハダ
外野手 ルーベン・リベラ
これまで二回のWBCはいずれも一次リーグ敗退とパッとしない成績のパナマ。第一回大会ではオランダにノーヒットノーランを食らい、今回も本戦に先立つクオリファイイングゲームでブラジルに2敗を喫するなど、とんだ引き立て役になってしまいました。世界ランキング14位と、決して実力がないわけではないのですが、なぜかWBCで勝てない理由として、パナマにも国内にプロ野球リーグがあり、そちらの出場を優先して有力選手が集まりにくいという、米国と似た事情があるようです。
先発投手はメジャーリーガーがいませんので実力は未知数ですが、リリーフにはロッキーズでクローザーを務めたことがあるコルパスが選ばれました(与田剛さんもクローザーでしたね)。また、ヤンキースでリベラにつなぐセットアッパーとして活躍したラミロ・メンドーサが、40歳という年齢にも関わらずメンバーに名を連ねました。野手は通算358本塁打のリー、フィリーズで昨年16本塁打を放ったルイス、メッツの新鋭テハダらが参加しました。
これまでは監督交代など内部のゴタゴタと調整不足で早々に敗退しているだけに、そろそろ本来の力を見せてほしいところでしたが、今回は本戦にも駒を進められませんでした。与田剛さんが投手コーチを務める日本代表といつかは対戦することがあるでしょうか?
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