2013年1月12日土曜日

ブレーブスで共演?のアップトン兄弟と与田剛

皆さんこんにちは。本日の与田剛ファンの気まぐれブログは、先日アトランタ・ブレーブスにFAで入団したB.J.と、シアトル・マリナーズへのトレードを拒否し、アトランタ・ブレーブスにトレードされる可能性が出てきたアリゾナ・ダイヤモンドバックスのジャスティンのアップトン兄弟。

兄弟メジャーリーガーはそれほど珍しくありません。面白いことに兄弟は揃って同じポジションのことが多く、現役選手でいえば、ジェフとジェレッドのウィーバー兄弟はともに投手、ホセ、ベンジー、ヤディアーのモリーナ兄弟はいずれも捕手、アンディとアダムのラローシュ兄弟はともに内野手。B.J.とジャスティンのアップトン兄弟はともに外野手ですが、アマチュア時代はともに遊撃手で、ともにメジャー昇格後に外野にコンバートされたという似た者同士です。

同じチームで同時期に兄弟がプレーした例は意外に少なく、ラローシュ兄弟が2008年にピッツバーグ・パイレーツでプレーしたことがありますが、それも一年限り。同じチームに兄弟選手がいると、ファンとしては興味をもって観戦できますが、当人同士はやりにくい点があるのでしょうか。そんなことを考えていたら、今オフB.J.アップトンを獲得したブレーブスが弟のジャスティンの獲得も検討しているという噂が流れてきました。

アップトン兄弟はともにドラフト1位で指名された超エリート、もちろんそのような例はメジャー史上唯一。二人とも走攻守全般にわたって素晴らしい才能を持つ5ツールプレイヤーとして高く評価されています。兄B.J.はメジャー8年で910安打、118本塁打、447打点、232盗塁、弟ジャスティンはメジャー6年で739安打、108本塁打、363打点、80盗塁。盗塁数は兄が勝っているものの、まだ個人タイトルを獲得したことがない兄に対して弟はシルバースラッガー賞を受賞しています。兄弟プレーヤーはどちらか片方がスター選手で片方がその影に隠れることが多いのですが、アップトン兄弟はプレースタイルが似ていれば成績も同様にハイレベルという珍しいケースです。なお、ともにやや気ムラがあるのが玉にキズで、点差が開いた試合で気の抜けたプレーをして批判されたことがあるという、似なくていいところまで似ています。

もしブレーブスにアップトン弟が入団すれば、おそらくセンターが兄、ライトが弟になると予想されます。外野守備力と攻撃におけるスピードが一度に向上するわけですから、ぜひともブレーブスには兄弟共演を実現させてほしいもの。与田剛さんはどのような感想をお持ちでしょう。


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