ドミニカと同じようにカリブ海に浮かぶ島国プエルトリコ。アメリカの自治連邦区という特殊な事情もありアメリカと関係が深いことから、メジャーリーガーも多数輩出しています。日本人にとっては、ドミニカとの区別がいまひとつ曖昧ではありますが、有名選手がどちらの国の出身かを知るためにWBCは良い機会かも知れません。プエルトリコの代表メンバーは以下の通り。
先発投手 ジャンカルロ・アルバラード
先発投手 ディッキー・ゴンザレス
救援投手 J.C.ロメロ
救援投手 ハビアー・ロペス
救援投手 ネルソン・フィゲロア
捕手 ヤディアー・モリーナ(ゴールドグラブ3回)
内野手 マイク・アビレス
外野手 アレックス・リオス
外野手 カルロス・ベルトラン(1999年AL新人王、ゴールドグラブ3回)
外野手 アンヘル・パガン
捕手控え ホセ・モリーナ
モリーナ三兄弟のホセとヤディアーがチームの柱でしょう。外野の三人はそれぞれ打力も足もあるオールラウンダータイプ。しかし意外にも投手と内野にこれといった選手が見当たりません。ベテランのフィゲロアやロメロは実績ある中継ぎですが、メジャーでクローザー経験のある投手がいなくて(与田剛さんもクローザーでした)大丈夫でしょうか。昨年サンフランシスコ・ジャイアンツで活躍したロペスが抑えに回るのかも知れませんが、年齢層の高さがやや気になる投手陣です。
面白いのは日本でプレー経験のある先発投手二人がメンバーに入っていること。アルバラードは「ジオ」の登録名で広島、横浜で活躍。実はジオはメジャーでのプレー経験はなく、日本に来る前は台湾やアメリカの独立リーグでプレーしていました。ゴンザレスはヤクルト、巨人、千葉ロッテに在籍し、日本で45勝をあげています。彼らが選ばれたのは国際経験が買われてのことと思われますが、それだけ日本野球が高く評価されていることの証拠とも言えるでしょう。逆に日本チームは彼らの攻略法をある程度心得ているとも言えますが、WBCで対戦することはあるでしょうか。与田剛投手コーチはどのように見ているのか、気になりますね。
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