2013年1月26日土曜日

本国出身者が増えたWBCイタリア代表チームと与田剛

皆さんこんにちは。本日の与田剛ファンの気まぐれブログは、第三回WBCのイタリア代表メンバーの情報。

野球はサッカーに比べればまだまだ世界に普及しているとは言いにくいですが、実は欧州でも国際大会は開かれており、イタリアは昨年の選手権で強豪オランダを破って優勝を果たしています。WBCではかつてイタリア系のマイク・ピアザが選手として第一回大会に、打撃コーチとして第二回大会に出場したことがあり、今回もコーチとしての参加が予想されます。代表メンバーは以下の通り。

先発投手 アレックス・マエストリ
先発投手 ダン・セラフィニ
救援投手 ジェイソン・グリーリ

捕手    フランシスコ・サーベリ
一塁手  アンソニー・リッゾ
二塁手  ニック・プント
三塁手  アレックス・リッディ
遊撃手  ジェフ・ビアンキ

中南米の強豪国に比べればどうしても小粒に見えますが、今後所属チームで中心選手に育つ可能性を秘めた若手が名を連ねています。リッゾは昨年カブスで15本塁打を放ち、大器の片りんを見せつけました。打球を遠くへ飛ばす大きなスイングには天性のセンスを感じさせます。ビアンキは昨年メジャーデビュー、打撃はまだまだですが軽快な守備が売り物です。

国として野球はまだ発展途上ですので「イタリア系」選手の助けを借りねばなりませんが、最近はイタリア国籍の選手が少しずつ表舞台に出てきました。その先陣を切るのがイタリア人として初めてメジャーでホームランを放ったマリナーズのリッディ。まだメジャーに定着できていませんが、マイナーでは優秀選手として表彰され、フューチャーズゲームにも選抜されるなど着実に実力をつけています。マエストリは現在オリックスに所属、日本の独立リーグで力をつけ(与田剛さんは社会人野球のコーチでもあります)、オリックスと契約した昨年は4勝をあげました。リッディやマエストリのように野球の先進国でプレーするイタリア人選手が出てきたということは、イタリアも野球人口の裾野が広くなってきたのかも知れません。

メンバーのうちリッゾは今回が初参加ですが、それ以外のメンバーの多くは第二回大会にも出場しており、WBCの雰囲気を知っているのは強みでしょう。日本代表の投手コーチは与田剛さんですが、対戦するとしたらどのように対策を練るでしょうか。


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