2013年1月20日日曜日

内野にタレント集中のWBCドミニカ代表チームと与田剛

皆さんこんにちは。本日の与田剛ファンの気まぐれブログは、第三回WBCのドミニカ共和国代表メンバーの情報。

今やメジャーリーグにおけるラテン系プレイヤーの割合は20%を超えるとも言われますが、その中でもおそらくもっとも多くのメジャーリーガーを供給しているのがカリブ海に浮かぶドミニカ共和国。野球が国技といえるほどさかんで、過去にはサミー・ソーサ、マニー・ラミレス、ブラディミール・ゲレーロといった強打者を輩出、現役ではMVP受賞3回のアルバート・プホルスがいますが、残念ながらプホルスの参加は見送られたようです。

ドミニカ代表の主なメンバーは以下の通りです。

先発投手 エディンソン・ボルケス
先発投手 ワンディ・ロドリゲス
救援投手 アレクシ・オガンド
救援投手 オクタビオ・ドーテル
救援投手 ジョエル・ペラルタ
救援投手 サンティアゴ・カシーヤ
救援投手 フェルナンド・ロドニー

捕手    ミゲル・オリボ
一塁手  エドウィン・エンカーナシオン
二塁手  ロビンソン・カノ(ゴールドグラブ2回)
三塁手  エイドリアン・ベルトレ(2004年NL最多本塁打、ゴールドグラブ4回)
遊撃手  ホセ・レイエス(2011年NL首位打者、NL盗塁王3回)
左翼手  メルキー・カブレラ
中堅手  カルロス・ゴメス
右翼手  ネルソンス・クルース

控え    ハンリー・ラミレス(2009年NL首位打者)
控え    ミゲル・テハダ(2002年ALMVP、2004年AL打点王)

投手は意外にビッグネームが来ませんでした。WBCではリリーフが重要になるとはいえ、先発で安心感のあるのがW.ロドリゲスだけというのはどうでしょうか。ボルケスは通算44勝ですが、昨年ナ・リーグ最多の105四球を与えており、このあたりがドミニカチームの穴になるかも知れません。昨年19勝のジョニー・クエトあたりに出てほしかったと思うファンは多いでしょう。抑えは昨年リリーフ投手としてのシーズン最優秀防御率をマークしたロドニーがクローザーに控えるほか(与田剛さんもクローザーでした)、実績ある面々で構成されています。

ショートストップにタレントが多いのはドミニカの伝統といえますが、今回はレイエスにH.ラミレスという首位打者経験のある2人が選ばれました。さらにファーストにエンカーナシオン、セカンドにカノ、サードにベルトレという、アベレージと長打の両方を期待できる「打てる内野手」の最強メンバーがそろったと言えます。これに対して外野は昨年前半好調であったM.カブレラがいるものの、やや心もとないといえるでしょうか。カブレラは8月に薬物問題で謹慎を食らい、以後実戦から離れていますので、どの程度カンを取り戻しているか。WBCは本人にとっても重要なアピールの場になりそうです。話題を呼びそうなのが、昨年メジャーでのプレーはなかったものの今季カムバックに賭ける元ア・リーグMVPのテハダ。メジャー実働15年、38歳という年齢もありますので、チームリーダーとしてのまとめ役が期待されているかも知れません。

ラテン系プレイヤーはスピードも魅力ですが、今回のドミニカ代表はレイエスとゴメス以外はそれほど足に気を付ける必要はなさそう。それよりも一発長打に警戒するべきでしょう。日本代表と対戦することになれば投手コーチの与田剛さんはピッチャーにどのような攻め方をさせるか、注目ですね。



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