2013年1月27日日曜日

意外な記録ホルダーがいるWBCメキシコ代表チームと与田剛

皆さんこんにちは。本日の与田剛ファンの気まぐれブログは、第三回WBCのメキシコ代表メンバーの情報。

サッカーの強豪国としてのほうが名高いメキシコですが、やはりアメリカと地続きということもあり、すでに100人以上のメジャーリーガーを輩出しています。20勝をマークしたことのあるエステバン・ロアイザや日本からメジャーに「逆輸入」されてメジャーで10年以上プレーし50勝をあげたエルマー・デセンス、通算320ホーマー、打点王一回のビニー・カスティーヤらはメキシコ出身で、第一回、第二回のWBCに参加しています。

今回の参加メンバーは次の通り。

先発投手 ヨバニ・ガヤルド
先発投手 ロドリゴ・ロペス
先発投手 ルイス・メンドーサ
先発投手 オリバー・ペレス
救援投手 アルフレド・アセベス
救援投手 ルイス・アヤラ
救援投手 フェルナンド・サラス
救援投手 セルジオ・ロモ

捕手    ロッド・バラハス
一塁手  エイドリアン・ゴンザレス(ゴールドグラブ3回)
二塁手  ダニー・エスピノーサ
三塁手  ホルヘ・カントゥ
遊撃手  ルイス・クルーズ
外野手  カリーム・ガルシア  
外野手  アルフレド・アメサガ
内野控え ラミロ・ペーニャ

投手は先発、抑えともに各チームの主戦級が集まっており、間違いなく過去最強メンバーといえるでしょう。4年連続200以上奪三振、ブリュワーズでエース格のガヤルドが先発の軸、脇を固めるのはともに二桁勝利3回のペレスとロペス。リリーフには球種の豊富なアセベス、スピードのあるサラス、スライダーで高い奪三振率を誇るロモが控えており、3人ともクローザー経験がある(与田剛さんもクローザーでしたね)という実力者揃いです。

野手の四番はゴンザレスで決まり。前後を打つのは一昨年、昨年とフルシーズン出場を果たし2年で38ホーマーを放ったエスピノーサと、昨年78試合の出場でしたが二塁打20本をマークしたクルーズでしょうか。シーズン最多安打をマークしたこともあるゴンザレス以外は振り回すタイプの一発屋が多く、打率は低くとも要警戒です。

メキシコ代表メンバーを見ると、意外な記録を保持している選手がいることに気が付きました。日本のオリックスでプレーしたこともあるガルシアはメジャーで二試合連続一試合3本塁打を記録した唯一の選手。カントゥの14試合連続安打+打点はマイク・ピアザの15試合連続に次ぐ2位。二人とも(失礼ながら)記録に名を残すような選手ではないのですが、こういった爆発力を秘めているのがメキシコの怖さなのかも知れません。ちなみに不名誉な記録の保持者もおり、投手のロペスはシーズン最多敗戦を2回記録。エスピノーサは昨年のナ・リーグ三振王。捕手のバラハスはシーズ最多失策が2回、昨年は盗塁を許した回数がナ・リーグワースト1位でした。これらの「穴」をどう補うのかが課題と言えそうです。

2006年の第一回大会で日本代表はメキシコと対戦しましたが、そのときは松坂大輔の好投もあり6対1で勝利しています。今回対戦するとしたら日本代表投手コーチの与田剛さんはどのような策を講じるでしょうか。



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