2012年11月25日日曜日

キューバとの強化試合に連勝したWBC日本代表と与田剛

皆さんこんにちは。本日の与田剛ファンの気まぐれブログは、先ごろ行われたキューバとのWBCをにらんだ強化試合に日本代表チームが連勝した話題。

イチロー、ダルビッシュ、黒田、青木、岩隈ら日本人メジャーリーガーが全員辞退の今回のWBC。実績ある中島、藤川もメジャー挑戦があるだけにおそらく出場は無理。若手中心のオーダーでアマチュア最強のキューバ相手に一体どんな戦いぶりになるのか、期待と不安半々で迎えた強化試合でしたが、フタを開けてみれば日本の2連勝。キューバもベストメンバーではなかったようでしたが、なんだかんだ言って勝ちは勝ち、気持ちのいいものです。2試合でキューバに1点しか取らせなかったことから、投手コーチの与田剛さんも胸をなでおろしているのではないでしょうか。

2試合とも7人の投手を登板させるなどテスト的な色合いが強く見られましたが、2試合目の先発、巨人の沢村投手は2イニングスを投げて4三振と好調をアピール。与田コーチも「ストレートを狙われて打たれた時に変化球でどう対応できるかを見たかった。そういった意味では(初回グリエルに)3球スライダーを続けて三振に仕留めるとかきっちりできていた」と評価。また、2試合とも最後の締めくくりに登板したのは横浜の山口俊投手。両方の試合でセーブをあげて期待に応えました。この山口ともう一人、西武の涌井投手がクローザー候補になりそうです。

今回のWBCの日本チームは「世代交代」が大きな課題。その中でも気になるのは、これまで強力にチームを引っ張ったイチローに代わるリーダーを誰が担うか。城島も引退したので巨人の阿部が候補ですが、イチローのカリスマ性にくらべれば(仕方ないとはいえ)少々見劣りがしますし、故障があることからフル出場にも不安があります。阿部がフィールドにいないとなると、他のメンバーの顔触れを想像すると今ひとつおとなしい印象がぬぐえません。今年のワールドシリーズで、試合前に円陣を組み、鬼の形相でメンバーに気合を入れていたサンフランシスコ・ジャイアンツのハンター・ペンスは、実はまだ28歳。若くてもリーダーシップのある選手がいればチームを引っ張ってほしいものですが、日本人ではちょっと難しいかも知れませんね。やはりチームの精神的支柱はベテラン選手でしょうか。メジャー経験のある松井稼頭央なんてどうでしょう?

前回大会では打線になかなか火がつかなかった記憶があります。おそらく今回も打力の面では苦労しそうな予感がありますので、勝つとしても僅差の試合が多くなるでしょう。よって、投手陣にはぜひとも辛抱強いピッチングをお願いしたいところ。与田剛コーチの投手指導に期待です。




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