2012年10月12日金曜日

すべて第5戦までもつれた地区シリーズと与田剛

皆さんこんにちは。
本日の与田剛ファンの気まぐれブログは、熱戦が続くメジャーリーグのポストシーズンの途中経過をお伝えします。

今年のプレーオフは面白い!と、ほとんどのMLBファンが思っていることでしょう。なんといってもスイープ(どちらか一方のチームが負けなしで勝ち上がること)がありません。地区シリーズは5回戦で3勝したら勝ち抜けですが、緒戦、第2戦と連勝したチームはそのまま3戦めも勝つことが多く、短期決戦で勢いに乗ったチームを止めるのは至難の業。しかし、今年は違いました。ナショナルリーグ、シンシナティ・レッズ対サンフランシスコ・ジャイアンツはレッズがまず2連勝、しかし土俵際からジャイアンツが3連勝して大逆転。第5戦では今年大ケガから復帰した若き主砲バスター・ポージーが満塁本塁打を叩きこむ大活躍で、リーグチャンピオンシップ一番乗りを決めました。両チームの勝利がすべて敵地主催ゲームという珍しい記録も生まれました。

アメリカンリーグ、デトロイト・タイガース対オークランド・アスレチックスはタイガースが2連勝したものの、アスレチックスが2連勝でタイに持ち込みます。第4戦はアスレチックス打線が9回裏にタイガースの守護神ホゼ・バルエルデを打ち込んで2点差を一気にひっくり返してサヨナラ勝ち。レギュラーシーズン最終カード、テキサス・レンジャース相手に奇跡の3連勝を果たした勢いの再来かと思われましたが、第5戦はタイガースのエース、ジャスティン・バーランダーが4安打完封の仁王立ち。大試合に弱いと言われたバーランダー、今年は大丈夫なようです。それよりクローザーのバルベルデが今後使えるのか?心配です・・・。

残る枠は各リーグ1チームずつですが、ア・リーグのニューヨーク・ヤンキース対ボルチモア・オリオールズ、ナ・リーグのセントルイス・カージナルス対ワシントン・ナショナルズはともに2勝2敗で5戦目に勝負は持ち越されています(カージナルス対ナショナルズは与田剛さんの解説でした)。それにしても、第3戦のヤンキースは神がかり的でした。9回裏、不振のA-Rodことアレックス・ロドリゲスに代えてジョー・ジラルディ監督がラウル・イバネスを打席に送ると、守護神ジム・ジョンソンから見事同点ホームラン。そして12回には同じイバネスが今度は左腕ブライアン・マティスからサヨナラホームランを放つ離れ業。2本のホームランはいずれも初球を叩いたもので、わずか2球で試合を決めた仕事人ぶりは今後も伝説として語り継がれることでしょう。そしてこちらもクローザーが不振、第5戦でオリオールズはジョンソンを使えるのでしょうか。

さあ、リーグチャンピオンシップに勝ち残るのはどこか。日本人としてはやはり黒田、イチローのいるヤンキースを応援したいところ。与田剛さんの解説で楽しみたいものです。


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