2013年10月1日火曜日

MLB2013年シーズン終了と与田剛(ア・リーグ東地区編)

皆さんこんにちは。本日の与田剛ファンの気まぐれブログは、2013年のMLBレギュラーシーズンの最終的な順位の話題。まずはアメリカンリーグ東地区。

熱戦が続き、今年も多くの話題を提供したメジャーリーグ。9月をもって全日程を終了し、ポストシーズン進出チームが決定しました。アメリカンリーグの最終的な成績は次の通りです。

1位 ボストン・レッドソックス
2位 タンパベイ・レイズ(ワイルドカード)
3位 ボルチモア・オリオールズ
4位 ニューヨーク・ヤンキース
5位 トロント・ブルージェイズ

メジャーでもっともレベルが高いと言われる激戦区のア・リーグ東地区。優勝は、去年の屈辱的な最下位を忘れさせるような強さを見せたレッドソックス。マイク・ナポリやダスティン・ペドロイアらがあごひげを長く伸ばし、互いに引っ張りあうパフォーマンスで話題を提供しました。日本人選手では、上原が夏場以降クローザーとして無失点記録を作り(与田剛さんもクローザーとして活躍しました)、田澤もセットアッパーとして十分合格点の働きを見せるなど、二人の日本人も優勝に大きく貢献しました。

低予算ながら毎年優勝争いにからんでくるレイズは今季もワイルドカード獲得。ベテランを軸にしながら若手を育てつつ勝つ、ジョー・マドン監督の手腕が今年も冴えたと言えるでしょう。

オリオールズはクリス・デービスが本塁打王と打点王に輝く大ブレイクがありましたが、チームは後半に息切れして3位。そればかりか、シーズン終了間際に来季の中軸が期待されるマニー・マチャドが脚を故障して来季開幕絶望になるという後味の悪い幕切れ。また、2年契約で入団した和田はトミー・ジョン手術後の回復が間に合わず、結局一度もメジャー登板することなく契約を終えることとなりました。

イチロー、黒田の所属するヤンキースは3位で5年ぶりのポストシーズン不進出。マリアノ・リベラやアンディ・ペティットといった生え抜きの中心選手が今季限りで引退し、ひとつの時代が終わった年と言えるかも知れません。黒田は前半こそ防御率上位をキープするなどエース級の働きを見せましたが終盤は試合を壊すことが多くなり、イチローはノーヒットの試合も多く、二人とも来季の契約は微妙なところ。

大物FAをかき集めて優勝を狙ったブルージェイズは予想に反して大コケの最下位。唯一の明るい話題が「エナジーボーイ」川崎のハッスルプレーというのは、日本人としてはうれしいですがチームとしては寂しい限りでしょう。

次回はア・リーグ中地区を総括します。

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