2013年10月4日金曜日

MLB2013年シーズン終了と与田剛(ナ・リーグ東地区編)

皆さんこんにちは。本日の与田剛ファンの気まぐれブログは、2013年MLBレギュラーシーズン、ナショナル・リーグ東地区の総括です。

1位 アトランタ・ブレーブス
2位 ワシントン・ナショナルズ
3位 ニューヨーク・メッツ
4位 フィラデルフィア・フィリーズ
5位 マイアミ・マーリンズ

序盤から飛ばしたブレーブスが危なげなく逃げ切って優勝。「投手王国」と言われた90年代ほどではありませんが、チーム防御率はリーグ1位。先発投手は10勝以上が4人、セットアッパーは防御率1点台が2人、クローザーには驚異的な脱三振率を誇る150km/h超えが普通(与田剛さんは157km/kを投げたことがあります)のクレイグ・キンブレルが控えているのは何よりの強みです。また打者では期待された「アップトン兄弟」はそれほどでもありませんでしたが、クリス・ジョンソン、フレディ・フリーマンが打率2位、3位につけるブレイク。今後数年「王朝」が続きそうな予感です。あとはプレーオフでの勝負弱さをどう克服するか、ですね。

昨年プレーオフに進出したナショナルズは今季も期待されましたが後一歩届かず。デイビー・ジョンソン監督の勇退も決まり、来季以降は新たなチームづくりが始まりそうです。

メッツを前半引っ張ったのは2年目のマット・ハービー。5月のピッチャーオブマンスを受賞するなど抜群の安定感を誇りオールスターにも選出されましたが、8月に肘の異常を訴えて戦線離脱。トミー・ジョン手術を受けることが決まったそうなので来年は全休になるでしょう。日本人としては、松坂大輔がその穴を埋めるかどうかが気になるところです。

フィリーズは主力メンバーの高齢化にともない、一昨年の地区優勝からあっという間の凋落。チーム改造の時期にさしかかっており、まだここ数年は低迷期が続くかもしれません。

昨オフにレギュラーメンバーをほぼ全員「売り払って」若手中心のチームになったマーリンズ。大方の予想通りの最下位でしたが、ルーキーのホセ・フェルナンデスが12勝をあげて防御率2位、ヘンダーソン・アルバレスが最終戦でタイガース相手にノーヒット・ノーランをあげるなど、イキの良い若手が次々に頭角を現しました。最下位ながら目が離せない魅力がこのチームにはあります。



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