2013年6月16日日曜日

MLBチームの別名と与田剛(NL編)

皆さんこんにちは。本日の与田剛ファンの気まぐれブログは、メジャーリーグチームの別名の話題。アメリカンリーグ編に引き続き、ナショナルリーグ編です。

前回、MLBのチーム名の別名を「長い名前の略称(アスレチックス=A's)」と「チーム名にちなんだニックネーム(インディアンス=Tribe)」に分けてご紹介しました。ナショナルリーグのチームの別名も同じよう2タイプあります。

まず略称タイプですが、アリゾナ・ダイヤモンドバックスがD-Backs、コロラド・ロッキーズがRox、セントルイス・カージナルスがCards、ワシントン・ナショナルズがNatsと略されます。しかし考えてみれば、ニューヨーク・メッツやシンシナティ・レッズは略称がいつの間にか正式名称になってしまったもの。前者はメトロポリタンズ、後者はレッドストッキングスがもともとの名前です。

ニックネームは、先に名前を言いますのでどこのチームか当ててみてください。まずFish。これは簡単でしょうか。マイアミ・マーリンズで、そのまんま「魚」です。米国のスポーツ紙でFishと頭文字が大文字で書かれていれば、マーリンズのことと思って間違いありません。次はCrew。「乗組員」といった意味ですが、これはミルウォーキー・ブリュワーズ。「ブリュワーズの選手」というとき、伝統的にBrew Crewと韻を踏んで表現されることが多いのですが、そのせいでCrewといえばそれだけでブリュワーズを指すようになってしまいました。さて最後はBucs。これは、知らない人にはちょっと分かりませんよね。正解はピッツバーグ・パイレーツ。なぜパイレーツがバックスなのかというと、パイレーツとは「海賊」の意味。海賊のことを別の英語でbuccaneerというのです。これを略して「バックス」。アメフトのチームにタンパベイ・バッカニアーズというのがあるのをご存じの方もいるでしょう。

今年はパイレーツが今日時点で貯金12と好調。米国のスポーツ紙やWebサイトを見るとBucsの文字が躍っていることが多いですが、秋までこの勢いは続くでしょうか。ナ・リーグは日本人選手が少ないのでテレビ放送もあまりありませんが、ブリュワーズに青木選手がいますので、Crew VS Bucsの試合は放送される機会があるかも。与田剛さんの解説で楽しみたいですね。



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