2013年6月8日土曜日

ヤンキースにドラフト2位指名された日本人選手と与田剛

皆さんこんにちは。本日の与田剛ファンの気まぐれブログは、先日行われたMLBのドラフト会議で、なんと日本人の高校生が指名されたという話題。

もう多方面で報道されていますが、カリフォルニア州ランチョバーナード高校の加藤豪将(ごうすけ)内野手が、今年のMLBドラフト会議でニューヨーク・ヤンキースから2巡目(全体66位)指名されました。加藤君は185センチ、83キロ、右投左打でポジションは二塁手。これまで日本人でMLBチームにドラフト指名された選手は数名いますが、現千葉ロッテ・マリーンズの藤谷周平投手が18巡目でサンディエゴ・パドレスに指名されたのが最高。日本国内ではまったく無名の高校生がヤンキースから上位指名されたということで、その日のスポーツマスコミは上を下への大騒ぎになりました。

加藤君は東京の出身。父親の仕事の関係で幼い頃に渡米。高校では今季33試合に出場し、110打数39安打で打率.355。アベレージだけでなく本塁打11、二塁打10、三塁打2と長打力も併せ持ち、計31打点をマークしています。指名したヤンキースのスカウトは特に彼の守備力と走力に注目しており、現在メジャー屈指の二塁手であるロビンソン・カノの後継者候補として注目しているそうです。本人の憧れの選手はやはりというか、イチローだそうですが。8年前に加藤君とサンディエゴの野球教室で会ったという元テキサス・レンジャースの大塚晶文氏は、彼の印象を次のように語っています。

「ひとことでいえば5ツールタイプ。打撃では一発もあるし、セーフティーバントなどの小技も出来る。選球眼もよく、ファウルで粘って四球を取ることも出来る。コンタクト能力が高く、広角に打ち分けられるのも魅力で、コンスタントに安打を量産できる」。

「カノ(ヤンキース)というよりも、チェイス・アットリー(フィラデルフィア・フィリーズ)に近いタイプ。足が速く、二塁手としての守備力もレベルが高い。野球だけでなく学力も優秀で非常に頭のいい選手。早ければ2、3年後にも、メジャーへ昇格するチャンスがあるかもしれない」。

実は加藤君はUCLAへの進学が内定しているということですが、ヤンキースが強引に上位指名したのは、大学で活躍して他チームに注目されることを恐れたからとも言われています。その逸材ぶりを早く与田剛さんの解説で見てみたいものですね。



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