2013年6月24日月曜日

メジャーの試合前のイベントと与田剛

皆さんこんにちは。本日の与田剛ファンの気まぐれブログは、先日行われた与田剛さんと金森栄治さんの「一打席真剣勝負」と、MLBの試合前に球場で行われる様々なイベントについて。

WBC以来、ひさびさに与田剛さんの記事を新聞で見つけました。6月13日、西武ドームで行われた西武ライオンズ対中日ドラゴンズの交流戦の試合前、与田さんと西武OBの金森さんの「一打席真剣勝負」が行われたのです。お互いに現役当時のユニフォームに身を包み、現役時代とさほど変わらない締まった体でマウンドと打席に立ったお二人(金森氏は少し痩せたかな?という印象でした)。現役時代、死球の多さがトレードマークだった金森さんは「役回りからして今日も死球かな」と周囲を笑わせましたが、与田さんの110km台の「速球」にファウルで粘り、7球目を見事にセンター前に打ち返しました。

与田さん、金森さんは、現在の少年ファンのお父さんの世代の選手。子供たちはこのイベントを見ても「この人たち誰?」という感じでしょう。そのとき球場では「お父さんがお前くらいの頃には、この人たちがスターだったんだ。金森さんはしぶといバッティングで、与田さんは当時日本で一番速い球を投げるピッチャーで・・・」といった会話が観客席のあちこちであったかも知れません。野球は世代をつなぐスポーツ、このようなイベントが親子の結びつきを強くするならば素晴らしいことですね。

最近は日本のプロ野球でも試合前によくイベントが行われるようになりましたが、やはり本家はメジャー。試合前に観衆の気持ちを盛り上げるため、あるいは選手の練習中に観客に退屈させないために、さまざまな趣向を凝らしたイベントが行われます。「ツアー」と称して一般客が普段は入れない球場の裏側を見せてもらえたり、選手のバッティング練習の守備につくことができたり、スピードガンコンテストのような素人飛び入り企画もあります。また、以前シアトル・マリナーズにジェイ・ビューナーというスキンヘッドの人気選手がいたのですが、その選手にちなんで「頭をスキンヘッドにして来場したら入場料タダ」といった仰天企画が実施されたこともありました。なんだか毎日がファン感謝デーみたいですね。

もちろん「余興」ばかりでなく地元のマーチングバンドの演奏や表彰式といった「式典」もあり、国歌斉唱のときには売店の販売員も作業の手を止め胸に手を当てて歌いだすそうですから、このあたりはさすがに「国技」ならではの重みがあります。さて、一打席勝負のあと、金森さんは「現役に戻りたい」と言ったそうですが、与田さんはどうだったでしょうか?





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