2013年2月9日土曜日

WBCの前哨戦・カリビアンシリーズと与田剛

皆さんこんにちは。本日の与田剛ファンの気まぐれブログは、先日メキシコの優勝で幕を下ろしたカリビアンシリーズの話題。

北米大陸ではMLBのワールドシリーズがあり、アジアではアジアシリーズがあるように、中米カリブ海諸国にはカリビアンシリーズという国対抗の野球大会があります。参加国はドミニカ共和国、プエルトリコ、ベネズエラ、メキシコの4ヶ国。国対抗とはいえWBCのように全国からメンバーが選抜される形式ではなく、アジアシリーズのように各リーグで優勝したプロ球団による対戦です。ただ、シリーズ前のメンバー補強は認められているようで、このときだけ参加する助っ人的なメジャーリーガーもいるようです。

今年のシリーズを制したのはメキシコ。なんと延長18回、大会史上最長となる7時間28分に及ぶ死闘の末に4対3で、ここ10年間で6度優勝している強豪ドミニカを破り、タイトルを手にしました。この決勝戦では見覚えのある名前がちらほら。メキシコにロドリゴ・ロペス、ルイス・アヤラ、アルフレド・アメサガ、デニス・レイエス、カリーム・ガルシア、マーロン・バード。ドミニカにはミゲル・テハダ、ハンリー・ラミレス、フェルナンド・ロドニー、フリオ・ルーゴ、フェルナンド・タティス、ジョーダニー・バルデスピン。延長14回にメキシコのガルシアが勝ち越しホームランを放てば、その裏にドミニカのテハダが同点ライト前打。メキシコが18回に勝ち越した裏、最後のアウトをバードがライトフィールドで捕って熱戦に幕を下ろしました。

18回に勝ち越しホーマーを右翼席に叩き込んだメキシコチームのダグ・クラークは36歳、出身はアメリカで、メキシコでは「助っ人外人」。ジャイアンツとアスレチックスでメジャー経験はあるものの、キャリアのほとんどはマイナー暮らし。韓国でもプレーしたことがあり、2010年からはメキシコに住んで当地のチームの一員としてプレーしています。

カリビアンシリーズでプレーした選手の多くはWBCにも参加表明しており、ウインターリーグの実戦で体調を維持し、そのままの勢いでWBCに乗り込んできます。日本代表の投手コーチを務める与田剛さんは日本の投手陣にどのような策を与えるでしょうか。



 

0 件のコメント:

コメントを投稿