2013年2月17日日曜日

故障で出遅れる選手たちと与田剛

皆さんこんにちは。本日の与田剛ファンの気まぐれブログは、シーズン開幕を故障者リストで迎える可能性が高いプレーヤーの話題。

スプリングトレーニングが始まり、各チームともベテランの調整、若手の新戦力の選別など、開幕に向けてのコンディション作りに熱が入ります。しかしながら、オフの間の故障や手術のリハビリで開幕に間に合わない選手もいます。

まず、セントルイス・カージナルスのクリス・カーペンター投手。これまで二度大きな故障をして、そのたびに不死鳥のようにカムバックを果たしてきましたが、今回ばかりはそうはいかないかも知れません。昨年のスプリングトレーニングで右腕の神経を損傷、腕がしびれて力が入らない状態になりましたが、7月に手術を受け終盤に奇跡的な復活を果たしました。しかしレギュラーシーズン3試合、ポストシーズン3試合に先発登板したものの満足な結果は残せず。このときの無理がたたったのか今シーズンは投げられるめどが立たず、38歳という年齢もあり引退の可能性もあると報じられています。

次にニューヨーク・ヤンキースのA-Rodことアレックス・ロドリゲス三塁手。股関節の手術で前半戦絶望というのは昨シーズン閉幕時から判明していましたが、さらに湧き上がった薬物疑惑。頭が痛いのはヤンキース、A-Rodとは長期契約がまだ5年も残っています。昨年のポストシーズンも不調でスタメンを外されるなど、スーパースター時代の記憶も薄まりつつあるA-Rodを今後どのように処遇していくのか、注目されています。

ミルウォーキー・ブリュワーズのコーリー・ハート一塁手はオフのトレーニング中に右ひざを損傷。1月に手術を受け、実戦に戻れるまで3~4ヶ月は要すると報じられましたが、経過は良好で当初のプランよりも早い4月復帰を目標にリハビリに励んでいるとのこと。昨年自己最多の30ホーマーを放って脂が乗っているだけに長期間の離脱はつらいでしょうが、焦らずじっくり調整してもらいたいものです。

投手では、肘を再建する「トミー・ジョン手術」を昨年受けた選手が今シーズン中に復帰予定です。この手術は、術後一年間きちんとリハビリすれば以前と変わらない投球ができるようになるので、肘を故障した投手の間ではもはや当たり前のようになっている治療方法です。今シーズン中の復帰を目標に現在リハビリに取り組んでいる主な投手と復帰予定時期は次の通り。

ライアン・マドソン(4月中旬)、ネフタリ・フェリス(7月)、ホアキム・ソリア(5~6月)、カイル・ドレイベック(シーズン中盤)、ブランドン・ビーチー(6月)、和田毅(5~6月)、コリー・ルーブキー(シーズン中盤)、ジョージ・シェリル(4月下旬) ※データはMLB公式サイトによります

与田剛さんも故障のせいで157km/hの速球が投げられたのは最初の数年だけでしたが、こういった故障と戦っている選手を見ると感慨深いのではないでしょうか。復活を期待しましょう。

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