2013年9月23日月曜日

プレーオフ進出なるか?のインディアンスと与田剛

皆さんこんにちは。本日の与田剛ファンの気まぐれブログは、次々と地区優勝チームが決まる中、終盤になって勢いに乗り、プレーオフ進出を射程内にとらえたクリーブランド・インディアンスの話題。

MLBのレギュラーシーズンもそろそろ終盤、すでに地区優勝を決めたのはア、ナ両リーグとも東地区と西地区のチーム。アメリカンリーグは東のボストン・レッドソックスと西のオークランド・アスレチックス、ナショナルリーグは東のアトランタ・ブレーブスと西のロサンゼルス・ドジャースが、すでに歓喜のシャンパンファイトを済ませています。激戦の続く中地区は、アはデトロイト・タイガース、ナはセントルイス・カージナルスが、よほどのことがない限り優勝は間違いないところ。そうなると、次の注目はワイルドカードです。

ここにきて猛然とチャージしているのがインディアンス。このインディアンス、8月31日時点で71勝64敗と、ワイルドカード2位チームに4.5ゲーム差。今季のインディアンスは連敗が多く、5連敗で8月を終えたときにはファンでさえ「終戦」を意識したはず。しかし9月に入って息を吹き返し、15勝6敗でついにワイルドカード圏内に入ってしまいました。選手で個人成績の上位に入っているのは、エースのジャスティン・マスターソンが14勝で勝利数のリーグ7位に入っているくらい。他はほとんど「並」の成績の選手ばかりでここまで勝ち上がっているのですから、やはり今年から采配を振るっているテリー・フランコーナ監督の手腕が評価されるべきでしょう。

インディアンスで注目すべき点は、同地区のシカゴ・ホワイトソックスを完全に「カモ」にしているところ。なんと今季は15勝2敗。5月以降の連戦はすべてスイープという極端な強さを発揮しており、現在16ある貯金の13を1チームで稼いでいる計算になります。9月中にまだこの「お得意様」と2試合を残しており、さらに目下のライバルであるテキサス・レンジャースが急失速していることから、インディアンスのワイルドカード獲得はほぼ決まったという見方もあります。

ワイルドカードはMLBが3地区制を取り入れたときから採用された制度ですが、早くに地区優勝チームが決まった場合、シーズン終盤が白けた「消化試合」になるのを防ぎ、ファンの熱狂を盛り上げるのに大いに役立っています。さらに昨年からワイルドカードが2チームになったことから、最終日までファンは目が離せなくなりました。シーズンを盛り上げるために次々に制度改革を実行するMLB、日本のプロ野球もぜひ見習ってほしいものですね。与田剛さんはどのような感想をお持ちでしょうか。



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