2013年5月18日土曜日

続出する審判トラブルと与田剛

皆さんこんにちは。本日の与田剛ファンの気まぐれブログは、MLBの審判をめぐるトラブルが
今年はやけに多いという話題。

人間のやっていることですから判定には間違いもありますし、それも含めてのベースボール。しかし、ジャッジ以前のトラブルが最近ちょっと目立つようです。

いくつか例をあげると、4月25日のニューヨーク・ヤンキース対トロント・ブルージェイズ戦。ヤンキースのベン・フランシスコが三塁前にセーフティバントし、サードが素手で取って一塁に送球。間一髪のプレーでしたが一塁塁審の判定はアウト。しかしその後4人の審判団が協議した結果、なんとセーフに覆ってしまいます。これに激しく抗議したブルージェイズのジョン・ギボンズ監督は退場処分となりました。

5月8日のクリーブランド・インディアンス対オークランド・アスレチックス戦。9回、A'sが1点を追う場面。A'sロサレスの打球は左中間フェンスの黄色い判定ラインを越え、柵に当たってグラウンドに落ちました。これはホームランですが、審判団は二塁打の判定。ビデオを確認後も本塁打とは認めず、これに対してA'sのボブ・メルビン監督が猛抗議して退場処分、結局インディアンスが4対3で勝利します。MLB機構のトーリ副会長は後日、決定は覆らないとした上で、「審判団はテレビ画像を十分検討できる状況にあった」と批判、「不適切だった」との声明を出しています。

5月9日のヒューストン・アストロズ対ロサンゼルス・エンゼルス戦。アストロズが7回にマウンドに送った投手が1球も投げずに交代するのを、なんと審判が認めてしまいます。リリーフ投手は故障でない限り少なくとも打者一人に対して投げなければいけないというのは、野球を知っている人なら常識ともいえるルール。後日、MLB機構は責任審判に2試合の出場停止処分と罰金を科しました。

審判の判定は絶対のMLB。それだけに、判定の質の低下は選手のモチベーションを殺ぎ、ファンをしらけさせてしまいます。5月12日、ニューヨーク・ヤンキース対カンザスシティ・ロイヤルズ戦では、判定に不服そうなそぶりを見せた黒田博樹に審判が「たかが一球じゃないか」といった意味の嫌味を言い、普段温厚な黒田が激昂、一触即発の雰囲気になりました。与田剛さんも投手として活躍されましたが、一球の判定が勝敗を左右することもあるのが野球。審判員には襟を正してほしいと感じているのではないでしょうか。





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