2012年7月18日水曜日

与田剛氏が解説!「レイズの強さは“本物”」=MLBプレーオフ

どうもこんにちは
今回は与田剛氏が解説!「レイズの強さは“本物”」=MLBプレーオということですんで与田剛氏が解説!「レイズの強さは“本物”」=MLBプレーオのことを話します

■相手のミスを逃さなかったレッドソックス

――まずアメリカンリーグの地区シリーズでエンゼルスを破ったレッドソックスの戦い方を見て、どのような印象を持ちましたか? レッドソックスは相手の守備や走塁ミスを逃さずに勝利をたぐり寄せた印象があります

やはりエンゼルスの方は焦ってしまったのでしょうね。地区シリーズ第4戦、エンゼルスは1死一、三塁の場面で、セカンドゴロを二塁手が弾いてしまい、併殺を取れませんでした。どちらか1つアウトを取るとしたら、二塁でアウトにしないと、結局次のダスティン・ペドロイアのタイムリーで1点取られていますからね。あのときは中間守備だったんですが、打者が足の速いジャコビー・エルスブリーなので「併殺は難しいかな」と思ったんですけど、最悪二塁だけでもアウトにしてくれれば。二塁か一塁かでは全然状況が違うので。あの場面でエンゼルスの投手ジョン・ラッキーは相当苦しかったと思います。

――前回のインタビューで、焦り出すとチーム全体に悪影響が及んだり、打者が振り回したり、「異変」が起こるという話がありました。エンゼルスは第4戦の9回、絶好の勝ち越しの場面でスクイズを失敗しました。エンゼルスは硬くなって本来の野球ができなかった面も見られましたか?

「焦り」がいろいろ出てしまって、守備もそうだし、打線もそう。硬さというのか、シーズン中は出ていた「あと1本」というのが出なくなりましたね。
スクイズなどで作戦を切り替えようとしても、すべてにおいて後手後手に回ってしまったのが痛かったですね。序盤に得点を奪ってリードすると、いろいろ作戦を仕掛けていけるけれど、追い掛けないといけない状況でしたので。
第2戦にエルビン・サンタナが先発したときも、初回に4失点でしょ。やっぱり重いですよね。常に追い掛けないといけない。しかも2失点ぐらいだったら何とかなるけれど、4失点はきつかったと思う。追い掛けなければならない状況からくる「焦り」が随分見られましたね。

――逆にレッドソックスは普段通り、伸び伸びとやっていた印象でしょうか?

伸び伸び普段通りやれた要因は、ジョン・レスターが第1戦と第4戦に、きちんとゲームをつくっていますからね。2戦目(松坂大輔)、3戦目(ジョシュ・ベケット)も先発投手がゲームをつくっていました。


1 件のコメント:

  1. 与田剛さんてどのくらいメジャー見てるのですか

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