2013年7月20日土曜日

2013年MLBオールスターゲームと与田剛

皆さんこんにちは。本日の与田剛ファンの気まぐれブログは、先日ニューヨーク・メッツの本拠地シティフィールドで行われた第84回MLBオールスターゲームの話題。

先発投手はナショナルリーグが地元メッツのマット・ハービー、アメリカンリーグが開幕13連勝のタイガースのマックス・シャーザー、両右腕投手の投げ合いで始まりました。試合はア・リーグの投手陣の前にナ・リーグの打線が沈黙。ア・リーグは4回にブルージェイズのホゼ・バティスタの犠牲フライで1点先制、5回にオリオールズのJ.Jハーディの内野ゴロの間に1点追加、さらに8回にはインディアンスのジェイソン・キプニスのタイムリー2塁打でもう1点。そのまま3対0でア・リーグが逃げ切り、連敗を3で止める勝利となりました。勝ち投手はホワイトソックスのクリス・セール、レンジャースのジョー・ネイサンにセーブがつきました。

MVPは8回裏に登板して3人をアウトにとったヤンキースのマリアノ・リベラ。リベラは今年限りでの引退を発表しており、当然オールスターでの登板もこれが見納めです。8回にリベラの登板がアナウンスされ彼がマウンドに上がると、観衆が、そして両軍の選手がスタンディングオベーション。その拍手は一分近くなりやまず、リベラも目を潤ませながら帽子をとって感謝の意を示しました。

オールスターでも通算4セーブと歴代最多の記録を持つリベラ。ファンとしては最後の登板もセーブで締めくくるところを見たかったですが、今年はア・リーグが先攻。もし他のピッチャーが投げてア・リーグが8回裏に逆転を許した場合、ア・リーグの9回の守備がなくなってしまう可能性があり、タイガースのリーランド監督は「難しい判断」を迫られました。

日本人選手からはレンジャースのダルビッシュ投手とマリナーズの岩隈投手が選ばれていましたが、ダルビッシュは直前に僧帽筋の違和感を訴えて出場辞退。岩隈は直前の試合に先発したためオールスターでは登板のないことが事前にアナウンスされており、少々寂しい初選出となってしまいました。とはいえ、二人ともパレードや試合前の練習には参加、年に一度の「選ばれた者」だけのお祭りの雰囲気を楽しんでいました。

日本のファンのもうひとつの注目は、昨年引退した松井秀喜氏の「解説者デビュー」。松井氏は与田剛さんと一緒にオールスターゲームの実況中継を解説し、試合終了後に「ハッピーエンドですよ」と総括しました。もちろんそれは、ヤンキース時代の元同僚リベラのオールスター最後の登板が無事に完了したことに対して。松井氏は試合前にグラウンドで、リベラに「とにかく残りのシーズン、残りのキャリアを頑張って」と伝えたそうです。

さあ、わずか2日の休日をはさんでMLBは後半戦に突入します。まず気になるのは目前に迫ったトレード期限。優勝を狙うチームがどんな補強をするのか注目です。与田剛さんの解説で楽しみましょう。


 
 

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